2008年07月23日

八百夜のご案内 8月4日(月) 269夜

 お暑い毎日です。熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さい。
 先日、大分の中津へ行きました。ここは福沢諭吉のふるさとで、今でも生家が残っています。駅の写真で、見ましたがあまり立派な家ではありません。下級武士の子供だったそうですから無理もありませんで野口英世の家を思い出しました。やはり偉い人は貧しい家から育つのでしょうか。今の大分県の教員の試験の不正はひどいものです。さぞ福沢先生も草葉の陰でお嘆きになっている事でしょう。
 また中津はカラアゲの町だそうで、カラアゲ専門の店がたくさんあるそうです。中津の人は朝・昼・晩とカラアゲを食べているのでしょうか。大きなお世話かもしれませんが、あまり体には良くありません。カラアゲばかり食べて頭がカラッポにならないようにお気をつけ下さい。
 なお、秋には大分国体があるそうです。何かと話題の大分ですが、暑い暑い旅でした。24日から四国へ行き、29日に帰ってきます。暑いところばっかり行っていますが、仕事は半分で、剣山(つるぎさん)登山と温泉を楽しんできます。
 次回旅日記をお楽しみに。
 
 八百夜の出し物は「妾馬」「お見立て」の二席です。
 雷太は「四人ぐせ」、風子は「転失気」を演じます。

投稿者 webmaster : 13:18 | コメント (0)

2008年07月01日

雷蔵八百夜 268夜 7月9日のご案内

 廓話シリーズの7回目は「お直し」を演じます。
 人間は悪くないのですが、何事もだらしなくてだめな人というものはよくいます。そんな男とくっついた女の物語りです。「おかしい」というよりも「悲しい」という噺で、人間はなんて馬鹿な生物なんでしょう。
 もう一席は「お化け長屋」。あだ名が古狸の木兵衛さんという長屋に長いこと住んでいる人が主役ですが、少し人物を変えてみました。もっと年配の女性、つまりお婆さんに変えました。元気のいいおばあさんはたくさんいますが、中でもとびっきりいせいのいいお婆さんで、古狸のおトラ婆さんが主役です。

投稿者 webmaster : 20:21 | コメント (0)

2008年06月09日

八百夜のご案内 6月11日(水) 267夜

早いもので、もう梅雨入りです。雨にうたれたアジサイの花は仲々いいものです。
今回は、野ざらし突き落としの二席です。
弟子の雷太は古着買いを、風子は真田小僧を演じます。

当日はどうやらお天気は良さそうです。皆様のご来場をお待ちしております。

投稿者 webmaster : 09:05 | コメント (0)

2008年04月29日

5月12日(月) 第266夜のご案内

演目は次の通りです。 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 風子 「雑俳」
 雷太 「金明竹」
 雷蔵 「粗忽の釘」
  ー仲入りー
 雷蔵 「紺屋高尾」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

投稿者 webmaster : 23:35 | コメント (0)

2008年03月30日

4月10日(木) 第265夜のご案内

演目は次の通りです。 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 風子 「牛ほめ」
 雷太 「権兵衛狸」
 雷蔵 「品川心中」
  ー仲入りー
 雷蔵 「花見小僧」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

投稿者 webmaster : 19:24 | コメント (0)

2008年02月28日

3月10日(月) 第264夜のご案内

 ぴゅうぴゅうと風がふいて寒い日が続いていますが、それでも3月はもうすぐです。春も近づいて来て、福寿草や梅の花が咲き出しました。桜の花はまだ先ですが、八百夜では一足早く花見気分を味わって頂こうと、春の代表的な噺「長屋の花見」を口演します。そして、もう一席は道楽者の若だんなの噺で「木乃伊取り」です。木乃伊と書いてミイラと読むのはどういう訳でしょうか。木乃伊取りが木乃伊取りになった噺です。
 風子は三席目に覚えた「子ほめ」を、雷太は「元犬」をやります。

投稿者 webmaster : 20:23 | コメント (0)

2008年02月02日

2月14日(木) 第263夜のご案内

今回「首ったけ」のネタ卸しです。実は噺は今まで一度も聴いた事がありませんで、今速記本を元にセリフ覚えの最中です。
 春雨や風子 「転失気」、春雨や雷太 「たらちね」と二人の弟子の噺の後、雷蔵 が「廿十四孝」「首ったけ」の二席を口演いたします。

投稿者 webmaster : 16:26 | コメント (0)

2008年01月05日

1月15日(火) 第262夜のご案内

 明けましておめでとうございます。
本年も御贔屓の程をお願いいたします。
 昨秋に女の弟子が入門、下呂の民宿「赤かぶ」さんでの修行を終え、このたび帰って参りました。1月の八百夜からデビュー(それほど大げさなものではありませんが)いたします。
 春雨や風子 「八問答」、春雨や雷太 「出来心」と二人の弟子の噺の後、雷蔵 が「錦名竹」「山崎屋」の二席を口演いたします。

投稿者 webmaster : 15:50 | コメント (0)

2007年11月10日

12月3日(月) 第261夜のご案内

 赤福に続いて「御福もち」も。伊勢名物の和菓子がにせ名物のごま菓子となりました。商売も手を広げ過ぎるとだめになるようで、伊勢の大神宮様の罰があたりますぞ。
 先日録音したNHKラジオ「真打競演」の放送日が変更になりました。12月18日(火)の予定でしたが、来年1月8日(火)の夜9時5分放送となります。
 さて、次回八百夜は年末にふさわしく「狂歌家主」と勘五郎物の「三井の大黒」を演じます。

投稿者 webmaster : 22:36 | コメント (0)

2007年10月21日

11月1日(木) 第260夜のご案内

 週間文春から「交通安全落語」の取材を受けました。赤坂のツインタワーで朝の9時半からというとんでもない時間でしたが、電車に揺られ出かけました。でもおみやげに虎屋の羊かんを頂いて大喜び、これが赤福だったらもっとよかったのにと思いました。交通安全落語につきましては11月8日発売の週間文春をお買い上げ、もしくは本屋で立ち読みでも構いません(?)のでごらん下さい。
 今回の出し物は「辻占」「猫の災難」です。

投稿者 webmaster : 15:24 | コメント (0)

2007年09月11日

10月2日(火) 第259夜のご案内

 江戸落語といわれる落語の多くが上方から移ってきたものです。江戸の頃の落語というものは笑よりも話す事に重きを置いていて笑いは少ないものでした。これが明治、大正と時代が変わって、東京には全国から人が流れ込んできました。この新人類には当時の江戸落語はあまり面白いものではなく、もっともっと笑いを求めるようになってきました。そこで落語家もいろいろ考えて笑いの多い上方落語に目をつけ、せっせと東京に移したのです。
そんな中で(259夜の演目の)「三軒長屋」は生粋の江戸落語です。三軒長屋の真ん中には住むもんじゃない、といいますが…なぜかといいますとこの落語を聴くと分ります。今回ネタ卸しの「三軒長屋」をどうぞお楽しみ下さい。

投稿者 webmaster : 13:22 | コメント (0)

2007年08月22日

9月3日(月) 第258夜のご案内

 暑い暑い毎日で、少々バテ気味です。8月の初めに徳島へ行きました。大歩危・小歩危の更にその奥、その名も「奥小歩危温泉」に泊って山登りを楽しみました。詳しくは次回の山登笠湯旅日記に記しますが、第258夜ではその徳島を舞台にした「田能久」を口演します。民話を落語化した一席です。もう一つは「殿様団子」で、これは柳家金語楼の作だそうです。私は橘ノ圓師匠に教わりました。今回ネタ卸しです。

投稿者 webmaster : 16:55 | コメント (0)

2007年07月20日

8月1日(水) 第257夜のご案内

 先夜の「あばた小僧」に続いて橘ノ圓師匠に稽古をつけて頂きました「くやみ小僧」を口演します。圓師匠はこの二席とも上方の橘ノ圓都師匠から教わったそうです。尚、上方では「ごすこう丁稚」という題名です。くやみの噺ですから「ごふこう」かと伺いましたら「イヤ、ごすこうだ」とおっしゃいました。なぜ、ごすこうなのか、噺を覚えているうちにわかりました。
 もう一席は「死神」です。今輔師匠に教わったもので、あの独特の声ですご味がありました。

投稿者 webmaster : 23:58 | コメント (0)

2007年06月24日

7月5日(木) 第256夜のご案内

 あじさいの美しい季節です。あじさいの花はなんとも涼しげでいいです。ですが、近頃の晴れた日の暑さと言ったらありません。これから先の夏本番を乗り切る体力作りにいそしむ日々です。
 大阪の「みっちゃ丁稚」と言う噺があります。これを東京に移したのが橘ノ圓師匠でして、「あばた小僧」として演じています。みっちゃとはあばたの事です。この圓師匠しかやらない噺を教わりました。お後は「へっつい幽霊」で、夏場の一席です。
 今回は珍しい一席と、ポピュラーなものと二席をお楽しみ下さい。
 終演後、つめた〜い美味しいビールを飲みたいものです。

投稿者 webmaster : 21:32 | コメント (0)

2007年05月20日

6月11日(月) 第255夜のご案内

 昨年の9月に献血に行ったところ、「血小板の数が減っているので専門医に診てもらった方がいい」と
言われました。さっそく市民病院へ行きました。いろいろ調べてもらいましたが、…わかりません。少し不安になってきましたが、ピロリ菌をやっつけたら、血小板が正常に戻りました。自覚症状がまったくなかっただけに、献血は人のためだけでなく、自分のためでもあると悟った訳です。これで晴れてこれからも献血が出来思うと嬉しいものです。
 さて、さわやかな5月ですが、沖縄はもう梅雨入りしたそうでこの陽気もあまり長くはないようです。新緑の季節が一番好きで、山もずいぶん行きました。東郷山(広島)、赤城山、小菅村の大マティ山(山梨)、会津の小野岳と登り、この晦日には秋田駒ケ岳へ行く予定です。
 次回の八百夜は山登りの「大山詣り」です。もう一席は「六尺棒」。先夜の「湯屋番」に続いての道楽者の若旦那の話です。「大山詣り」は円生師匠のお弟子さんの好生さんに、そして「六尺棒」は談志先生に稽古をつけて頂きました。相撲の出稽古のように我々も一門以外の師匠に稽古をつけてもらえるのは嬉しいことです。

投稿者 webmaster : 13:53 | コメント (0)

2007年04月18日

5月10日(木) 第254夜のご案内

 葛飾から春日部へ引っ越して、もう28回目の春です。
我が家の最寄り駅は春日部から一駅先の「藤の牛島駅」です。名前からも分るように藤の名木がありまして、亡き師匠から伺ったことがあります。「昔、芸者衆を連れての藤見物に誘われた事があり、人の背丈ほどの藤の花を掻き分けて歩いた」と。
今でも花の頃には大勢の人が花見にやって来て、このいなかの駅がびっくりするほどの人です。私も引っ越してきて2〜3回行きましたが、その頃は5月の連休頃がちょうど見頃でした。が、年々早くなってきて今では5月では少し遅いようです。また今年はさらに早まって4月16日にはちょうど見ごろとなりました。暖冬も度々だとなれて異常に感じなくなってきました。
 さて、5月の出し物は節句の頃の一席で「人形買」です。
そしてもう一席は「湯屋番」。この噺は亡くなった三笑亭夢楽師匠に教わったもので、師匠の十八番の中の一つです。

投稿者 webmaster : 20:40 | コメント (0)

2007年04月02日

4月9日(月) 第253夜のご案内

 先月の晦日に、奥多摩の鳩ノ巣へ行きました。都心では桜が満開ですが、こちらではやっと一分咲きといったところです。気温も2〜3度違うようです。
 今回の八百夜は「長命」と「井戸の茶碗」の二席です。
「長命」は引退声明した圓楽師匠の十八番でした。30年ほど前に教わった噺ですが、ここしばらくは高座に掛けていませんで、今回久しぶりに演じます。
「井戸の茶碗」はこの一ヶ月で覚えました。まだほやほやの落語です。

投稿者 webmaster : 15:48 | コメント (0)

2007年02月28日

3月6日(火) 第252夜のご案内

 まずは「元犬」です。この噺は入門してすぐに、兄弟子に教わったものです。高座には30年ほど掛けておりませんで、今回しばらくぶりの蔵出しの一席です。
 そして「お見立て」。私の住む春日部市から江戸川を渡ると、千葉県の野田市です。ここは醤油の町で、街中にはプーンと醤油の香りがただよっています。お金持ちの多いところだそうで、この街の杏兵衛大尽が、吉原の花魁に惚れ込んで通ってきますが…。

投稿者 webmaster : 23:01 | コメント (0)

2007年01月31日

2月7日(水) 第251夜のご案内

 二月の八百夜の演目は「ねぎまの殿様」「品川心中」です。

「ねぎまの殿様」
 魚へんに有ると書いてまぐろです。それほどたくさんいたという事でしょうか。もっとも乱獲でこれからもっともっと高級魚になりそうで、そのうちに魚へんに高いと書いてまぐろと読むようになるかもしれません。この鮪とねぎを醤油で味付けしたのが「ねぎま鍋」です。私がこの「ねぎま鍋」を初めて食べたのは、今は亡き師匠のお宅でした。うまいなぁ!と思ったものです。師匠の家は練馬にありましたから、ねぎまではなく「練馬の殿様」です。今でも師匠を思い出してはわが家でこしらえて食べています。シンプルな食べ物ほどうまい物はありません。「目黒の秋刀魚」という有名な落語によく似た兄弟のような噺です。これは今輔師匠から教わったものです。

「品川心中」
談志師匠の「品川心中」が好きでした。私は園生師匠のお弟子さんの好生さんに稽古をつけて頂きました。

二席ともしばらくぶりの演目です。

投稿者 webmaster : 00:10 | コメント (0)

2007年01月01日

1月11日(木) 第250夜のご案内

 新年あけましておめでとうございます。八百夜は250夜からの幕明けとなります。今年もよろしくお願い申し上げます。
 お正月らしく、おめでたい「松竹梅」です。また正月は何と言ってもお酒がつき物です。大酒飲みの噺「禁酒番屋」の二席を口演します。

投稿者 webmaster : 01:06 | コメント (0)

2006年11月18日

12月4 日(月) 第249夜のご案内

 朝晩めっきりと寒くなって参りました。本年収めの八百夜、「浮世寝間」「提灯屋」の二席です。どちらも先代の小さん師匠の十八番でした。こういうこっけい噺が仲々むずかしいものです。

投稿者 webmaster : 14:15 | コメント (0)

2006年11月02日

11月7 日(火) 第248夜のご案内

 目を悪くしました。これも酒の飲みすぎかなと思い、休肝日を設ける事にしました。お陰で読書にふける時間がふえ、大崎善生さんの「将棋の子」「聖の青春」と読みました。騎士達の壮絶な戦いに圧倒されました。私ももっと稽古しなければ、と反省しています。
 7日の第248夜は「粗忽長屋」「ざこ八」の二席です。

投稿者 webmaster : 02:30 | コメント (0)

2006年09月26日

10月2日(火) 第247夜のご案内

 9月の12日から21日までの10日間、長い長い旅をしてやっと22日にわが家へ帰りました。
出発前の体重が59,2キロで、帰ってきたら59キロと0,2キロ減っていました。おいしいものを食べながらも節食していたお陰です。美形を保つには涙ぐましい努力があるんです。
 さて今回は、旅の噺の「抜け雀」です。一文無しの画工を泊めてしまった宿屋の主が底抜けのお人良し。こんな人が昔はいたもんなんですな。そしてもう一席は「廿四考」。これは反対に親不孝の乱暴者の噺です。ゲストは久々に桂笑生さん。「芝居の喧嘩」なんて珍しい一席を披露します。

投稿者 webmaster : 23:09 | コメント (0)

2006年08月29日

9月5日(火) 第246夜のご案内

 暑さも大分やわらいで参りましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私は次回のネタ「居残り佐平次」の稽古にいそしんでおります。前からやってみたいと思っていた噺で、今回ネタ卸しです。他に「手紙無筆」をやります。

 大好きな小泉総理殿がおやめになるようですが、惜しい事をしました。もっともっと悪政を進めて庶民いじめに徹して欲しかっただけに真に残念です。しかしながら、これだけ多くの人に恨みをかった方も珍しいのではないでしょうか。このようなお方はどうゆう晩年を過ごすのか、興味もあります。

投稿者 webmaster : 03:02 | コメント (0)

2006年07月19日

8月3日(木) 第245夜のご案内

 落語のネタはどのくらいあると思いますか?
圓窓師匠が「五百噺の会」というものを完結させました。五百席の落語に挑戦した訳です。ここが八百夜とはちがうところで、私のはネタ数は気にしていません。毎月一回の独演会を八百回やろうというものです。
 さて、圓窓師匠ですが五百席の中身は、講談や浪曲を落語化したもの,また小噺を一席の長さに引き伸ばしたもの、埋もれていた噺を復活させたもの等いろいろあります。でありますから簡単に云いますと古典落語と云われる類のものは、三百五十席ほどではなかろうかと思います。圓窓師ほどネタ数の多い噺家はいないだろうと思います。私にしたところで百五十席ほどです。ほどですと云うのは、正確に数えた事がないからです。その持ちネタをとっかえひっかえ、八百夜で高座に掛けている訳です。
 さてさて…、今回の「唐茄子屋政談」ですが、稽古をしていて、とても気合いが入っています。ある事情からなんですが、やる気まんまんの「唐茄子屋政談」です。ぜひ聴きにいらして下さい。
 もう一席は「三年目」です。どちらも夏の噺で生粋の江戸落語をお楽しみ下さい。今回も競演は、近頃めきめきと力をつけてきた三遊亭遊馬さんです。終演後のうまいビールが楽しみです。

投稿者 webmaster : 15:08 | コメント (0)

2006年06月28日

7月4日(火) 第244夜のご案内

 弟244夜は夏のネタ二席です。
 先ずは、御本妻とお妾さんのみにくい争いのはてに二人とも死んでしまうという、人を呪わば穴二つという「悋気の火の玉」
 もう一席は、上方落語の「子猫」という噺です。東京では私の師匠助六だけがやっていました。今回、この噺をネタ卸しします。

投稿者 webmaster : 23:59 | コメント (0)

2006年05月29日

6月5日(月) 第243夜のご案内

 雨のよく降る5月で「梅雨かな?」と思うようでした。この分なら今年は水不足の心配はないようですが、日照不足で野菜が大分高いようです。
 先夜は大妻女子短大国文科の学生さんが30人おいで下さいました。八百夜始まって以来の大珍事で、それはそれは客席の華やかさといったらありませんでした。普段よりも高座に熱が入りました。
 さて、今宵は「お化け長屋」「船徳」です。どちらも夏の噺で、八百夜でも何度も高座にかけています。

投稿者 webmaster : 16:27 | コメント (0)

2006年05月03日

5月11日(木) 第242夜のご案内

 4月8日はお釈迦様の誕生日です。「4月8日」と「火が強かった」この駄洒落で「おしゃかになった」という言葉が出来たそうです。さて、お寺さんではこの季節に誕生日を祝って「花まつり」を催します。高崎のお寺さんを語った地噺(筋のある漫談調の落語とでもいえばいいのでしょうか)です。この手の噺はあまり得意でなく、しばらく高座に掛けていませんでしたが、金のためなら何でもやります。思い出して稽古しました。ストーリーを説明しますと、長野の善光寺さんで血脈の御印を発行します。これを参詣人が買い求めて額に押し頂くと、罪障消滅して極楽往生が出来るというので、日本中の人が長野へ押しかけて極楽往生です。地獄へ落ちてくる者がいなくなって、地獄のさびれようといったらありません。全国の駅前商店街のようです。(これは規制緩和やり過ぎという悪政の姓でしょう)
 地獄では閻魔大王が会議を開いて打開策を相談します。と、見る目嗅ぐ鼻が進言します。
「地獄より盗人を派遣して血脈の御印を盗み出せばよろしいと存じます。」
「誰がよい」
「地獄ですから悪党はいくらもいます。ねずみ小僧はいかがでしょう」
「イヤ、あれは今病気中だ。ねずみだけにちゅうきだ」
いろいろ名前が出て、最後に石川五右衛門に決まります。
その中に…
「小泉純一郎はいかがでしょう」
「ナニ、彼も地獄にいるのか」
「地獄始まって以来の大悪党でございます。ぜひ彼を!」
「いや、あれはいかん。善光寺ではなく靖国へ行ってしまう」
大したギャグではありませんが、やってみましたところ大うけでした。やっぱりあのお方は嫌われているなと思いました。もし、このギャグを聞いて怒り出す方がいらっしゃいましたら、お目に掛かってみたいです。ただし御当人はおことわり。あの痩せっこけた、目の細い、薄い唇の貧しいお顔は見たくないです。あの目では物の本質は見えないと思います。「格差の広がりは別に悪いこととは思わない」との御発言はあの薄っぺらな所から発せられたものです。人情の一かけらもありません。いや、人間ではないようですから、人情がなくても当たり前、あのお方の場合は、どうもお狐様のようですから、コン情とでもいうのでしょうか。
 自治体トップの高額退職金について「私もいらないから、知事や市長もあきらめてもらったらどうだろうか」との自らの発言について「首相の額を参考にして、自治体を考えたらどうかという趣旨だ。首相の何十倍ももらっている人でしょ」と述べ、自らの退職金受け取りを辞退するわけではないと強調した。
ーこんな記事を読んで、なぜ発言が変わったのか考えてみました。お金がほしいという本音をうかつにも忘れてカッコいい発言をしてしまってから、「あーそーだ」と思い出したようです。少々ボケが出ているのでしょうか。それにしても、これだけ日本をめちゃめちゃにしておいて退職金をもらおうなんて、ずうずうしい話です。ぜひぜひ、罰金をお払いになってはいかがでしょうか、総理殿。
ところが敵もさるもの、ひっかくもの、イヤ、狐でだますものです。「密告社会をつくる希代の悪法」との批判が強い「共謀罪」を連休明けにも採決する構えだと新聞に出ていました。とんでもない事です。国会に爆弾を仕掛けてでも阻止すべきだと、こんなことをしゃべっただけで、つかまってしまいます。うっかり冗談も言えなくなります。連休で浮かれている場合ではありませんよ。
 やっとここから八百夜のお知らせです。次回の八百夜に、なんと某女子短大の1・2年生の国文科の学生さんが30人もやってきます。しかも1年生が多いとの事です。どこの学校かは会場にいらしてからのお楽しみです。つい、この間まで高校生だった人が、そんなにたくさんもおいで下さるとは、八百夜始まって以来の事です。ぜひぜひお早めのご来場をお待ちしております。私の出し物は「汲みたて」と「花見小僧」です。

投稿者 webmaster : 00:42 | コメント (0)

2006年03月23日

4月4日(火) 第241夜のご案内

 3月23日、上野広小路のついでに上野公園へ行ってみました。桜が開花して二分咲きといったところでしょうか。中にはもう満開の花もありました。春は本当にいい季節です。気分も浮き浮きして、これが本当のスプリングです。
 八百夜も21年目に入りました。今宵は京都の春の山遊びの噺「愛宕山」です。あちら方面の仕事のついでに3回登りましたが、そんなに楽な山ではありません。結構くたびれます。
 もう一席は「お血脈」。善光寺由来の一席とも申しまして、善光寺にまつわる噺です。八百夜では、私は毎回二席をしゃべりますが、そのうちの一席は年間を通じてネタを決めていますが、もう一席は前の会が終わってから決めています。というのも、他の仕事で「こんな噺をやってほしい」という注文が来る事があり、そんな時に対応できるようにするためです。今度、群馬のお寺さんで「お血脈」という注文がありました。八百夜では久しぶりに演じます。

 また近頃はゲストを二人から一人にしました。私との二人会という形にして、それぞれに二席づつ努めています。今回のゲストは柳家小蝠さん。談志一門から文治門下に移籍して、芸術協会の前座として一からやり直して二つ目になりました。通算すると12年ほどのキャリアがあります。談志師匠、文治師匠と個性はの師匠にもまれたせいか、力量はあります。今回は「ろくろ首」と「お見立て」の二席です。

投稿者 webmaster : 17:13 | コメント (0)

2006年02月24日

3月2日(木) 第240夜のご案内

 堀江メールが話題になっています。はたして本物か?にせ物か?
どっちなんでしょうか?

 さて、八百夜も満20年を迎えます。たかが20年でまだ46年もあります。
されど20年でして、ここまでやってこられましたのも、ファンの皆様方のお陰と深く感謝いたしております。
今後ともよろしくおつき合いの程をお願い申し上げます。
 まづ「道灌」の一席。噺の基本中の基本の落語です。簡単なようでいてむづかしい噺です。
 もう一席は「化物使い」。口やかましい主人公で、私には合う噺のように思いますが……。

投稿者 webmaster : 13:34 | コメント (0)

2006年01月25日

2月7日(火) 第239夜のご案内

 栃東優勝
 久方ぶりに盛り上がった初場所でした。大関栃東、前の優勝から13場所ぶりの優勝。
よくやった!おめでとう! と、申し上げたいです。朝青龍はここ何場所か、稽古不足だそうです。やはり地道な鍛錬が大事なんだとつくづく思いました。

 さて八百夜、「首提灯」と「締め込み」の二席です。
首提灯はちょうど7年前にネタ降しをしました。その後寝かせておきましたが、久しぶりの再演です。締め込みも同じくです。
 寒い寒い冬です。くれぐれもかぜなどひかぬようにご自愛の程を。
私は、先日秋田で少し寒気を感じまして、その晩は大事をとって早く寝まして、早めに薬も飲んで2日で治してしまいました。

投稿者 webmaster : 21:46 | コメント (0)

2006年01月01日

1月11日(水) 第238夜のご案内

 明けましておめでとうございます。今年は良い年でありますようにと、初笑いの御案内です。
初席(元旦から10日まで)は、新宿末広亭・6時10分、池袋演芸場・7時20分の出番です。
 そして11日は八百夜です。
初春にふさわしく華やかな廓話「明烏」。これは先代文楽師、そして志ん朝誌師と代々の名人が得意としていました。私の大好きな噺で、今回久方の口演です。
もう一席は、与太郎物の「厄払い」。ちょうど今の時期の噺で、これも先代文楽師の十八番でした。
 八百夜、今年で満20年です。今後とも御ひいきをお願いいたします。

投稿者 webmaster : 00:00 | コメント (0)

2005年11月26日

12月8日(木) 第237夜のご案内

 12月の八百夜です。
まずは「しの字嫌い」。 強情者の権助と主人とのやりとりの妙が聴きどころです。そして「ねずみ」。 甚五郎の旅物語です。
本年収めの会です。ぜひぜひご来場下さい。

 奥多摩の春雨山荘から、ちょいと足を伸ばすと、埼玉や山梨の山へ登れます。11月17日、山梨の小菅村へ行きました。この小菅村と大月市の境が松姫峠、色っぽい名前で富士がよく見えます。ここから大マティ山まで、往復3時間。ヒバやらミズナらの林(葉はだいぶ落ちています)の落葉をふみわけてカサコソと。下山後、小菅温泉へ。外湯は循環なしのかけ流し。紅葉を眺めての半身浴は最高。3時間で600円です。

 和歌山市内に、大好きな花山温泉があります。和歌山駅から歩いて40分ぐらいの鳴神という所にあります。私、雷蔵とは深い縁があるようです。源泉は無色でにがしょっぱい味です。これが空気にふれると茶色になり、温度は低く、水のようなものです。これがとなりの湯舟に流れています。一回り大きな湯舟で、こちらは加温してあります。コーヒーのような色が、カフェオレのようになります。この二つを交互に入りますと、いつまでも入っていられます。露天もあり、庭の手入れも行きとどいていて、とても市内のお湯とは思えません。日帰りで来る人もたくさんいます。この温泉によく似たお湯に出逢いました。
くわしくは次回の旅日記をお楽しみに!

投稿者 webmaster : 23:57 | コメント (0)

2005年10月19日

11月4日(火) 第236夜のご案内

 郵政法案をアッという間に通して、「そろそろだな」と思っていましたら、やっぱり参拝に行きました。今回はあの中曽根元総理をはじめ、「自重すべきだ」という声がたくさん出ていました。大阪高裁の違憲判決もあり、いくらか考えたのでしょうか、今までとは少し体を変えて行かれたようです。公的か私的かをいくらかぼかしたんでしょう。
 また参拝後、「心の問題に他人が干渉するべきでない。ましてや外国政府が戦没者に哀悼の誠をささげるのを「いけない」とかいう問題じゃないと思う」と、こう述べておられます。以前に国会答弁でも、参拝問題について「罪をにくんで、人をにくまず」ともおっしゃっています。これは加害者が被害者に向かって言う言葉ではありません。被害国の人の感情を逆なでするような行動と発言。しかも確信を持って行うから始末が悪い。他人の心の痛みが、まったくわからないお方のようです。国民には「痛みだ!痛みだ!」と痛みばかり押しつけて、他国の人にまで平気で痛みを押しつける。あのお方に「心」がおありになるのでしょうか?新聞に「反発覚悟、孤独な決断」と見出しが出ていました。これは「狐独」の間違いではないですか。それとも「姑息な決断」ではないでしょうか。
 自分の思ったことは何が何でも押通す。この強引さが「変人以上」とも「ヒットラー以上」とも言われる所以でしょう。今後、「増税だ」「憲法九条改悪だ」と突き進むと思われますが、とんでもない話です。一日も早い退陣を願います。
 
 さて、八百夜です。
 人を騙すのが商売という人の「高田馬場」と、道楽息子の「六尺棒」の二席です。
あのお方に、ぜひお聴かせしたい噺を選んだ訳ではありませんが、ご期待の程を!
 尚、首相公邸の庭に「テングタケ」が生えたそうです。大勝して浮かれているところへ「天狗タケ」とは皮肉な物です。

投稿者 webmaster : 13:38 | コメント (0)

2005年09月25日

10月4日(火) 第235夜のご案内

 小泉自民党の大勝とはあきれかえったもんです。キツネ目の高笑いが聞こえてくるようで真に不愉快。非礼で51%選挙区で49%の得票ですから、これもみな、小選挙区制のなせるわざ。

 さて、八百夜、今回はけんかっぱやい江戸っ子の出てくる「三方一両損」と「崇徳院」の二席、どちらもひさしぶりの口演です。 やっと秋になりました。秋の夜長をぜひ八百夜で!

投稿者 webmaster : 23:00 | コメント (0)

2005年07月27日

8月5日の御案内

 台風も思ったほどでなくホッとしていますが、昨年と比べると今年はだいぶしのぎやすいようです。

 今回の出し物は、「小言幸兵衛」と「木乃伊取り」です。「小言幸兵衛」は小言がくせになっている口やかましい幸兵衛さんが主人公ですが、私はこの幸兵衛さんを脇に回して、カミさんを主役にしてみました。つまり、大家さんのカミさんを口も八丁、手も八丁のお婆さんといった風に演じます。「木乃伊取り」これでミイラと読みます。ミイラとりがミイラになったという一席です。

投稿者 webmaster : 18:49 | コメント (0)

2005年06月26日

7月4日の御案内

 先日、奥多摩湖へ行きましたら、だいぶ水位が下がっています。まだ梅雨の走りとはいえ少々心配です。

さて、アジサイの花がきれいに色づいてきました。そんな季節にふさわしく、まずは「たが屋」です。旧暦の5月28日が両国の川開きです。今でいうと6月末か7月初めのちょうどこの頃です。前座のときに覚えましたが、今回初演です。なぜか気が乗らず高座にはかけませんでしたが、やってみたいと思うようになりました。もう一席は「かぼちゃ屋」です。夏の噺2席をお楽しみください。

投稿者 webmaster : 00:53 | コメント (0)

2005年05月29日

6月10日のご案内

 さわやかな5月も過ぎ、そろそろ梅雨の季節も近づいて参りました。あじさいも開花準備に余念がないようです。

 先夜の「大工調べ」は少し皮がむけてきたようです。この噺は登場人物が3人ですが、先代の金馬師匠がやったらどうなっていたでしょうか。棟梁(とうりょう)の啖呵の切れ味、大家さんの因業さ、与太郎の馬鹿っぽさと3人の人間を見事に演じたのではないでしょうか。おそらく師のレパートリーにはないと思いますが聴いてみたいものです。
 さて、231夜は「蛇含草」と「ちりとてちん」です。どちらも季節の噺で、飲んだり食べたりと見る落語と言えるでしょう。
 なお、先月から打ち上げ会場が変わりました。好生軒がすぐ近くに新築移転のためです。前の建物も味がありましたが、今度はきれいなビルになりまして、2階の広間が会場です。20人ほど、つめれば25人は入れます。ぜひぜひ、こちらもご参加ください。

投稿者 webmaster : 09:41 | コメント (0)

2005年03月20日

4月8日のご案内

 NHKのニュースでは連日、ライブドア対フジTVの争いを報道していますが、それより自分の事の方を報道した方がいいのではないですか。何しろ受信料の不払いが70万にも達するそうです。私も権力べったりのNHKには払いたくないのですが、この受信料とNHKから頂く仕事のギャラを天秤にかけて、やっぱり払っていた方が得だ、ただそれだけの理由で払っている訳です。NHKのこの体質が変わらないかぎり、もっともっと不払いの方がふえると思います。

 さて、春めいて参りましたが、スギの花粉が今年は特に多いようです。私も外出時はマスクをかけていますが、少しはクシャミが出ています。まったくイヤな季節となりました。
 八百夜、次回は季節の噺「人形買い」です。この時期寄席ではよく出る噺です。
 そして「一人酒盛」。友人と飲もうと誘いましたが、飲んでいるうちに酔っぱらって自分ひとりでみんな飲んでしまうという、実に勝手な男ですが、これを酔っぱらってわからなくなってしまい、そうなってしまったというふうにイヤみのない人に演じたいと思っています。今回初演です。

投稿者 webmaster : 00:00 | コメント (0)

2005年02月25日

3月10日の御案内

 だいぶ日も長くなって参りましたが、まだまだ寒い日が続いています。花粉も飛ぶようになりました。外出時はマスクをつけて用心の日々です。
 3月10日の出し物は「雑俳」と「二番煎じ」です。「雑俳」は故春風亭柳昇師匠に稽古していただいたものです。帳面を見ていたら、昭和53年3月8日、大須演芸場としてありました。今年は昭和で80年ですから、27年も前のことです。これは師匠の十八番物でしたが、いかに自分らしさが出せますか。今回、久方ぶりに高座にかけます。
 「二番煎じ」は江戸期の冬の噺です。寒い寒い晩の火の番小屋の物語り、御期待下さい。

投稿者 webmaster : 00:00 | コメント (0)