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2008年07月12日

お手紙

先日うかがった大分の組合長さんよりおいしい果樹を送っていただきました。
真に美味。ご馳走様でした。

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拝啓 初夏の候を迎え、緑も一段と深みを増し、鶯の恋唄も上手になってまいりました。
 さて、毎年、旬の味としてお届けしてまいりました梨が、国道バイパス工事のあおりを受け、今年が最後となりそうです。思えば15年前、先輩のお世話で3000坪の平坦な土地を紹介して頂き、手に入れることが出来ました。半分の1500坪をキノコ生産の工場用地として利用し、残りの1500坪には、私の趣味であった果樹の数々を植栽し、1年中、樹から完熟の果物を得られるように85種類の果樹を植栽し、、有機堆肥で栽培してまいりましました。特に、印象に残ったのは、富有柿で、普通、糖度が18%といわれていますが、当園で28%というたぶん、日本一の美味しい柿を生産した事でした。当然の如く、カラスがその味を認め、私とカラスの知恵比べを数年しました。カラスの習性を徹底的に調べ、簡単にカラスを捕獲し2度と園を荒らさない技が見つかりました。また、キジが常駐する条件づくりは、下草を一切に刈らず、すじ条に刈って彼らが身の危険から即座に逃げ込める隠れ家を作ることでした。周囲に植えられたドングリの木は秋に実をつけ冬場に夜間は鳥の鳴き声がします。これは夜行性であるカモの食事の姿でありました。
 今年は最後の都市を思い腕によりをかけて美味しいものを作ろうと努力しましたが、今年の梅雨は。ここ2週間くらい、毎日毎日雨の連続でした。当然の如く、水分で甘みは薄められ美味しさに欠けます。大自然の中、農業の悲しさをひしひしと感じています。娘もどんな条件化で育っても、時が来ればお嫁に出す頃を迎えるものですね。
 最後につまらぬ一項を入れましたが、とにかく色んな事をおしえてくれた農園の悲喜こもごもの15年でした。どうか、ご賞味ください。
              敬具

平成20年6月24日
 大分大山町 
   八幡 欣治

投稿者 webmaster : 2008年07月12日 00:17

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