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2007年08月10日

旅日記 その78 −物見湯山ー

梅雨の九州・四国へ上陸

「九州」・・・・・・・・・・・・

 江戸文字の立川文志師匠のご尽力で九州へ行ってきました。一行は文志ご夫妻、弟子の立川談文さん、桂文生師匠、高橋竹童さん、私、そして弟子の雷太と七人の道中です。6月15日の佐賀から、別府、熊本、福岡、長崎と5拍6日の旅です。
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竹瓦温泉で入浴、湯上りに
 別府は昨年に続いて二回目の口演です。昼間竹瓦温泉へ入って来ました。昭和13年の建物だそうで、歌舞伎座をすこーしきたなくしたような風情で趣があります。入湯料はなんと100円(市営)ですが、タオルは250円。前のお店にはタオル130円と張り紙がしてありまして、当然前の店で買いました。お湯は少々熱め(42度くらいでしょうか)で、半身浴で1時間、いい汗をかきました。熊本への移動では、阿蘇の麓の火の山温泉で入浴。5千坪の敷地で風呂場は千坪もあります。いくつも露天があってもちろんかけ流し。雄大な景色をながめて夢気分です。土建屋の社長が道楽でやっている、そんな感じの名湯でした。熊本ではお客様の突っかけ時にどしゃぶりの雨、雷もゴロゴロと歓迎してくれました。そこで夕立の噺「宮と川」を口演。長崎では特上ちゃんぽんを食べました。ふかひれが入っていて、これほどぜいたくな物を食べるのは恐らく最初で最後だと思いました。
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  今は建築の許可がおりないアーケードだそうです

「四国」・・・・・・・・・・・・

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高城山の参道で      高城山に咲くあじさい
 6月29日、早朝に徳島を発ち、徳島線の阿波山川には6時半に着きました。駅からは1時間ほど歩いてふいご温泉へ。駅からは4Kほどですが、秘境ムードの漂う渓谷の一軒宿です。荷物を預けて高越(こうつ)山へ。徳島にあってもこうつ山で、地元では「おこーっあん」と呼ばれています。阿波富士とも呼ばれる美しい山です。裏側から登って2時間で表参道と合流。途中で二人地元の方に会いましたが、もう年金暮らしで毎日のように登っているそうです。山頂のすぐ下に高城寺という立派な寺があり、留守番の人に井戸水をご馳走になりました。ひものついたバケツを降ろして水を汲み上げます。よく冷えていてうまいのなんの、これも山の醍醐味の一つです。表参道を下山して、宿へ着いたのが1時50分。山川駅から
だと7時間20分の歩きでした。この日は徳島県の今年最高の気温とかで、中には34度のところもあったようです。暑いのも当たり前、水も一升ぐらいは飲みました。
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山頂から望む吉野川    高城山頂の弘法大師
 ふいご温泉は少しにおいがあって木のくずのような物が浮いています。塩素入り、しかも循環のお湯ですが、それでもちょっといいお湯です。なんでもボイラーが痛むので循環にしたそうですが、それだけ成分が濃いのでしょうか。出来れば小さい源流の湯舟もあって欲しいと思いました。泊り客は、私一人でしたが、地元の人が大ぜい入りに来て(朝の6時からやっています)愛されているお湯のようです。料理も適量、料金も安くいい宿でした。
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鄙びた風情のふいご温泉  温泉近くに咲くねむの木
 翌日、また徳島へ戻って、今度は牟岐線の終点海部まで行き、阿佐海岸鉄道に乗換え、宍喰(ししくい)へ。もう高知との県境です。さざなみの化石は一見の価値がありました。きれいな海岸で、夕方ちょいと水遊び。翌朝5時に起きて里山の鈴ヶ峰へ。その後、海南文化館で一席披露しました。
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虫喰の化石漣痕
2億年ほどかかって出来たさざなみの化石だそうです

第 257夜 [八月一日水曜日] の出し物
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「くやみ小僧」  「死神」   
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次回258夜は、九月三日月曜日です。

投稿者 webmaster : 2007年08月10日 04:27

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