« 5月10日(木) 第254夜のご案内 | メイン | 旅日記 その75 −物見湯山ー »
2007年04月20日
・・・雷蔵八百夜がUSENで放送されました・・・
2月7日の『雷蔵八百夜』でのライブが、大友浩氏のナビゲーターによるUSENの演芸中継『うきうき落語会』で放送されました。放送は3月のことで、事後報告になりましたことはどうぞお許しを。
四席の内、後半が『雷蔵八百夜』からの二席で、遊馬さんの「たらちね」、そして雷蔵の「ねぎ間の殿様」。
『うきうき落語会』は大友浩氏が噺家の生の舞台の様子を丁寧に紹介・解説される落語中継番組です。春雨や雷蔵も『雷蔵八百夜』のことをも含め、とても有難く紹介して頂きました。雷蔵本人は(雷蔵を知る方ならお察しの通り?)「良く紹介するのが常だろうから、自分は持ち上げられないよ」などと言っております。が、折角その道のプロの大友氏にお褒め頂いたお言葉ですのでここに紹介させて頂きます。
…前略…
雷蔵さんは、本当にまぁ落語芸術協会の誇る中堅というかベテランというか中堅からベテランに差し掛かるぐらいのキャリアの師匠でございまして、まずこの方の口座はですねぇ、とっても声が通るんですね。声が際立つと言いますかね、会場でしゃべっている声がこうその会場の空気の中でピーンと際立って聞こえる。これがね、素晴らしいと思うんですね。録音でどのくらいそれが分るのかが分りませんけれども、ぜひ生の雷蔵さんをお聞き頂くとそれがね、分っていただけると思います。そして今回はまた十八番ネタです。これがね、珍しい噺ですよ。しかもとても素晴らしい一席でございました。
なんだかんだ能書きを言う前にね、お聴きいただきましょう。春雨や雷蔵さん「ねぎ間の殿様」の一席です。
・・・・・・・・・・・・・ 噺 ・・・・・・・・・・・・・
春雨や雷蔵さんで「ねぎ間の殿様」をお聴き頂きました。
えーっ、たっぷり楽しんで頂けたのではないかとと思います。もうこれはね、落語として極上のエンターティメント作品に仕上がっている一席だと思うんですねぇ。私も会場で伺っていてほんとにもう楽しかったです。えーっなんかね、江戸時代のひとつの空気…というか匂いみたいなものが伝わってくるような気がしたんですね。色々な今はまぁ無くなってしまった、例えば飲み屋さんでの特殊な用語とかですね、「だり」なんていう言葉も出てきましたけれども、そういうものがあって。それから当時の江戸の固有名詞が沢山出てきて、そんなものがこう色々雑ざってですね、ひとつの江戸の空気というものを伝えてくれたんだと思います。とっても匂いがする、香りのする一席だったと思うんですね。で、しかも中にほんとに不断に、なんかこう凝りに凝っていろんなギャグあるいはその入れ事をしていてですね、それがとっても楽しかったです。
下谷七不思議をね、ずうっーと紹介する行もありました。あーっ、なるほどそうなんだなぁっと。で、一々その今の地名に置き換えて説明をして下さるので、東京をね、歩いたことがある人はあぁあの辺なんだなぁ、あんな感じの処にあったんだなぁっていうのが分ると思います。そんなサービスもあり。それから私がもう笑っちゃったのは、途中であのぉねぇ「アダモ」が出てきました、雪が降る〜貴方は来ないって言う…えぇ。まさかねぇ、江戸落語に「アダモ」が出てくるとは思いませんでしたねぇ。こういうところも、もう本当にサービス精神たっぷりで、心から楽しんだ一席でございました。
リスナーの皆様もですね、楽しんで頂けたんじゃあないかと思っております。この一席は、もう是非ね、繰り返し聞いて頂ければ嬉しいなと思っております。雷蔵さんにはまたね、是非当番組にご協力頂いてご出演頂ければと思います。
…後略…
前略では、春雨や雷蔵の略歴紹介をして下さいました。このブログの「四代目 春雨や雷蔵 プロフィール」をご参照下さい。
後略のところでは、『雷蔵八百夜』の詳しい説明や雷蔵の想いなどまでお伝え下さり、是非足をお運び下さいとの呼びかけもして下さいました。
ここに大友氏への御礼、また『うきうき落語会』の益々のご躍進を心よりお祈り申し上げます。ありがとうございました。
そして皆様、どうぞ生の雷蔵の噺をお聴きに『雷蔵八百夜』へいらして下さい。
投稿者 webmaster : 2007年04月20日 01:04