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2007年04月20日
・・・雷蔵八百夜がUSENで放送されました・・・
2月7日の『雷蔵八百夜』でのライブが、大友浩氏のナビゲーターによるUSENの演芸中継『うきうき落語会』で放送されました。放送は3月のことで、事後報告になりましたことはどうぞお許しを。
四席の内、後半が『雷蔵八百夜』からの二席で、遊馬さんの「たらちね」、そして雷蔵の「ねぎ間の殿様」。
『うきうき落語会』は大友浩氏が噺家の生の舞台の様子を丁寧に紹介・解説される落語中継番組です。春雨や雷蔵も『雷蔵八百夜』のことをも含め、とても有難く紹介して頂きました。雷蔵本人は(雷蔵を知る方ならお察しの通り?)「良く紹介するのが常だろうから、自分は持ち上げられないよ」などと言っております。が、折角その道のプロの大友氏にお褒め頂いたお言葉ですのでここに紹介させて頂きます。
…前略…
雷蔵さんは、本当にまぁ落語芸術協会の誇る中堅というかベテランというか中堅からベテランに差し掛かるぐらいのキャリアの師匠でございまして、まずこの方の口座はですねぇ、とっても声が通るんですね。声が際立つと言いますかね、会場でしゃべっている声がこうその会場の空気の中でピーンと際立って聞こえる。これがね、素晴らしいと思うんですね。録音でどのくらいそれが分るのかが分りませんけれども、ぜひ生の雷蔵さんをお聞き頂くとそれがね、分っていただけると思います。そして今回はまた十八番ネタです。これがね、珍しい噺ですよ。しかもとても素晴らしい一席でございました。
なんだかんだ能書きを言う前にね、お聴きいただきましょう。春雨や雷蔵さん「ねぎ間の殿様」の一席です。
・・・・・・・・・・・・・ 噺 ・・・・・・・・・・・・・
春雨や雷蔵さんで「ねぎ間の殿様」をお聴き頂きました。
えーっ、たっぷり楽しんで頂けたのではないかとと思います。もうこれはね、落語として極上のエンターティメント作品に仕上がっている一席だと思うんですねぇ。私も会場で伺っていてほんとにもう楽しかったです。えーっなんかね、江戸時代のひとつの空気…というか匂いみたいなものが伝わってくるような気がしたんですね。色々な今はまぁ無くなってしまった、例えば飲み屋さんでの特殊な用語とかですね、「だり」なんていう言葉も出てきましたけれども、そういうものがあって。それから当時の江戸の固有名詞が沢山出てきて、そんなものがこう色々雑ざってですね、ひとつの江戸の空気というものを伝えてくれたんだと思います。とっても匂いがする、香りのする一席だったと思うんですね。で、しかも中にほんとに不断に、なんかこう凝りに凝っていろんなギャグあるいはその入れ事をしていてですね、それがとっても楽しかったです。
下谷七不思議をね、ずうっーと紹介する行もありました。あーっ、なるほどそうなんだなぁっと。で、一々その今の地名に置き換えて説明をして下さるので、東京をね、歩いたことがある人はあぁあの辺なんだなぁ、あんな感じの処にあったんだなぁっていうのが分ると思います。そんなサービスもあり。それから私がもう笑っちゃったのは、途中であのぉねぇ「アダモ」が出てきました、雪が降る〜貴方は来ないって言う…えぇ。まさかねぇ、江戸落語に「アダモ」が出てくるとは思いませんでしたねぇ。こういうところも、もう本当にサービス精神たっぷりで、心から楽しんだ一席でございました。
リスナーの皆様もですね、楽しんで頂けたんじゃあないかと思っております。この一席は、もう是非ね、繰り返し聞いて頂ければ嬉しいなと思っております。雷蔵さんにはまたね、是非当番組にご協力頂いてご出演頂ければと思います。
…後略…
前略では、春雨や雷蔵の略歴紹介をして下さいました。このブログの「四代目 春雨や雷蔵 プロフィール」をご参照下さい。
後略のところでは、『雷蔵八百夜』の詳しい説明や雷蔵の想いなどまでお伝え下さり、是非足をお運び下さいとの呼びかけもして下さいました。
ここに大友氏への御礼、また『うきうき落語会』の益々のご躍進を心よりお祈り申し上げます。ありがとうございました。
そして皆様、どうぞ生の雷蔵の噺をお聴きに『雷蔵八百夜』へいらして下さい。
投稿者 webmaster : 01:04 | コメント (0)
2007年04月18日
5月10日(木) 第254夜のご案内
葛飾から春日部へ引っ越して、もう28回目の春です。
我が家の最寄り駅は春日部から一駅先の「藤の牛島駅」です。名前からも分るように藤の名木がありまして、亡き師匠から伺ったことがあります。「昔、芸者衆を連れての藤見物に誘われた事があり、人の背丈ほどの藤の花を掻き分けて歩いた」と。
今でも花の頃には大勢の人が花見にやって来て、このいなかの駅がびっくりするほどの人です。私も引っ越してきて2〜3回行きましたが、その頃は5月の連休頃がちょうど見頃でした。が、年々早くなってきて今では5月では少し遅いようです。また今年はさらに早まって4月16日にはちょうど見ごろとなりました。暖冬も度々だとなれて異常に感じなくなってきました。
さて、5月の出し物は節句の頃の一席で「人形買」です。
そしてもう一席は「湯屋番」。この噺は亡くなった三笑亭夢楽師匠に教わったもので、師匠の十八番の中の一つです。
投稿者 webmaster : 20:40 | コメント (0)
2007年04月10日
旅日記 その74 −物見湯山ー
百名山の一つ筑波山・・・・・・・・・・・・
我が家近くの土手へ上がりますと、晴れた日には東に筑波山が見えます。ここから50k、車で2時間ほどです。3月12日筑波山へ登りました。
「西の富士、東の筑波」と万葉の昔から歌にも歌われている、姿の美しい山です。「がまの油」でおなじみで、おみやげ屋の店先には、たくさんの置物のがまがいますが、山中で本物を見た事はありません。もっとも、グロテスクな姿で動きものろく、あまり逢いたいとも思いませんが…。

神社境内の大銀杏 女岳の山頂で
まず、筑波神社にお参りして、ケーブルカーの脇を登っていきます。山頂(双耳峰で男体山と女体山があり、その鞍部が広場になっています)は大勢の人です。平日ですがさすが名山、にぎやかなものです。茶店で甘酒を飲んでから最高峰の女体山(876m)へ。今回で3回目ですが、いまだに男体山へは登っていません。女体山からの360度の大パノラマは圧巻です。
しばらく景色を楽しんでから、裏手の岩場のコースを下ります。大仏様のお顔によく似た大仏石を通って、母の胎内巡りでは3回も頭をい岩にぶつけて、なんだか母親にしかられているようでした。(おふくろは今年、89歳になりますが、まだまだ元気で、いまだに小言を言われます。)弁慶七戻石をくぐり抜けて神社へ戻ってきました。およそ3時間半の登山でした。
まるで大仏のような大仏岩
胎内巡り
水郡線と猫啼温泉・・・・・・・・・・・・
3月25・26日と福島の農協での口演がありました。郡山から水郡線(のどかな景色のローカル線で、各駅停車の電車だけです)で、いわき石川へ。JAあぶくま石川の女性部の交通安全教室での一席です。この日はここの猫啼温泉、井筒屋さんに泊りました。宿の前の今出川沿いに桜並木がありますが、まだつぼみもかたく、4月の10日頃に開花するそうです。料理は適量で、朝食も少しずつたくさんの器が並んで真に美味。これで7500円はお得です(旧館に泊りました)。夕食後露天に行きますと、先客が一人いて、夜間にヤカン頭のおじいさんがお湯に入っていました。「いいお湯だ、いいお湯だ!」と盛んに感心しています。このように喜んで入れば温泉の効能も高まるでしょう。尚、このお湯は痔にいいそうです。明くる日は、白河農協での一席でした。

猫啼温泉の露天風呂

内湯の壁画

宿の晩飯
第 253夜 [四月九日月曜日] の出し物
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「長命」 「短命」という噺ですが、帳面には
縁起をかついで「長命」と書きます。
「井戸の茶碗」 これは講釈ネタで、覚えた
ての一席です。
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次回254夜は、五月十日木曜日です。
投稿者 webmaster : 22:33 | コメント (0)
2007年04月02日
4月9日(月) 第253夜のご案内
先月の晦日に、奥多摩の鳩ノ巣へ行きました。都心では桜が満開ですが、こちらではやっと一分咲きといったところです。気温も2〜3度違うようです。
今回の八百夜は「長命」と「井戸の茶碗」の二席です。
「長命」は引退声明した圓楽師匠の十八番でした。30年ほど前に教わった噺ですが、ここしばらくは高座に掛けていませんで、今回久しぶりに演じます。
「井戸の茶碗」はこの一ヶ月で覚えました。まだほやほやの落語です。