« 坂本酒店 | メイン | 8月3日(木) 第245夜のご案内 »
2006年07月05日
旅日記 その65
八郎潟と宍道湖・・・・・・・・・・・・
5月の晦日、秋田県の田沢湖から玉川温泉へ向う途中の新鳩の湯温泉に行きました。朝6時に車で春日部をたち、2時半にはお湯に入っていました。つり橋を渡った一軒宿で、源泉掛け流しのお湯は真に結構。一泊二食つきで6900円。料理はヘルシーで私好みの宿で、ここに二泊。
新鳩ノ湯温泉のつり橋 新鳩の湯の食事
宿から8k先に玉川温泉があり、30年ほど前に行った事があります。当時は知る人ぞ知るという秘湯で、混浴の鄙びた湯治場でした。今はよく整備されていて大勢の人が来ています。ここから焼山登山、下山後は玉川温泉へ。源泉は38度ぐらいで、体にはききそうなお湯です。
30年ぶりの玉川温泉、岩風呂や岩盤浴をする人もたくさん
翌日は太平山へ登って(通行止めのため林道歩きでしたが)、大滝山温泉で汗を流しました。そこから八郎潟のある潟上市の羽後飯塚へ。共に東京で活躍中のコダーマンこと小玉節郎さん(コピーライター)と、妹さんの小玉しおさん(衣装クリエイター)兄妹の実家で落語会を開いて下さいました。
酒は天下の太平山、小玉酒造の創業者の長男の家が本家で、小玉さんの家は分家です。田んぼの真中に酒造があり、そのとなりに小玉一族のお屋敷がありました。近所はほとんど小玉さんです。表で「小玉さん!」と呼べば、あちこちから”こだま”が返ってくるほどです。本家の屋敷にはキジがいてケンケンと鳴いていて、回りを田んぼに囲まれた静かな住宅街です。
落語のほうは昼夜2回で、それぞれ50人ほどのお客様。ほとんどが生は初めてという方々でしたが、皆さんよく聴いてくださいました。また、打上げの席で、小玉さんの秋田弁を初めて聴き感激。
終演後の打ち上げで小玉兄妹と
夜11時頃小玉邸を出まして、東北地方を横断、宮城県本吉町には早朝に着きました。仙翁寺さんの法要で一席。今回5度目の口演です。
その頃、秋田では幼児殺害事件の後ですから大変な騒ぎで、有線放送では「不審な人には近附かないで下さい」と流しています。こちらは不審人物の最たる者ですからヒヤヒヤものでした。
連日天気の良い4泊5日のみちのくの旅でした。
尚、打上げの席で小玉さんから伺った話です。八郎潟の干拓が始まった頃には、日本はもう米余りの頃だそうで、お上のやることは笑止千万。しじみがとれたり、今の宍道湖のようだったそうです。
落雷入門・・・・・・・・・・・・
島根県松江市の整形外科医院の阿部先生が、私の元へ入門して春雨や落雷を名乗る事になりました。東京へ出てきて修行を始めるわけではありませんで、在家信者のようなもので、地元にいて落語の修業をいたします。
6月9日、松江の名士の方々、およそ百名ほどをお招きして襲名披露の落語会を開きました。もちろん私も師匠として出演です。先ず二人で並んでの口上を述べたあと、春雨や落雷の登場です。「崇徳院」の一席をみっちりと30分。途中つっかえる所もなく見事(?)に演じました。
終演後は二人で「川京」さんへ行って反省会です(たいした反省はしませんが)。このお店の鰻のたたきは名物でして、前から食べてみたかったのもので、真に美味でした。
春雨や落雷 川京さん創作料理「鰻のたたき」 三瓶山で阿部先生と
&赤かぶさんデザインの手拭い
翌日は二人で三瓶山へ登りました。師弟で落語談義をしながらの登山も乙なものです。下山後は千原温泉へ。リラックスという雑誌から原稿依頼があり、私の駄文も載りました。その本で紹介されていたお湯です。湯船の下からぼこぼこと自噴していて37度くらいの茶色いお湯です。ここは日帰り入浴のみで1時間のんびりと入っていました。アトピーにも良いとの事で、女風呂には小さな女の子が母親といっしょに入っていました。
夜は先生のお友達をまじえての宴で、ここで五人弟々子をふやしてくれました。本当にいい弟子を持ちました。高座と山と温泉とでご馳走の楽しい旅でした。
千原温泉で…
寝かせたビール・・・・・・・・・・・・・
松江から赤かぶさんへ。秘湯に出逢いました。37度ぐらいの茶色いお湯、野趣に富んだ秘湯中の秘湯です。
その後、高山市久々野の坂本酒店へ寄りました。「ベルビュークリーク」というビールは真に美味。2年寝かせたビールにクリーク(さくらんぼ)をつけて、さらに半年寝かしたものだそうです。ちびちびと味わって飲みました。
こだわりの酒店店主の坂本さんとベルビュークリークの生
<興味のある方はリンクのカテゴリーのHPアドレスへ!>
244夜 [七月四日 火曜日] の出し物 「悋気の火の玉」 「子猫」(ネタ卸しです)
次回 245夜 [八月三日木曜日] の出し物 「三年目」 「唐茄子屋政談」
投稿者 webmaster : 2006年07月05日 08:48