« 2005年11月 | メイン | 2006年01月 »

2005年12月13日

旅日記 その58

瑞牆(みずがき)さんと黒森鉱泉・・・・・・・・・・・・・

 韮崎へ行くことになり、前の2日を使って瑞牆山へ登りました。増富鉱泉(13年ほど前、2月に泊りましたが寒いのなんの。部屋に掛けたタオルが、すぐ凍ってしまいます。)へ連絡したところ「満員」と断られました。山荘もありますが、10月の金・土では山小屋もいっぱいだろうと、他の宿を探しました。地図で黒森鉱泉を見つけ、さっそく電話を入れますと「休業中」との事です。この黒森には他に民宿が2軒あります。「五郎舎(や)」さんと「大熊荘」産です。どちらも1日づつ都合が悪く(いい具合に違う日です)、10月21日は五郎舎、22日は大熊荘に泊る事にしました。
 韮崎からバスを乗り継いで、まづは五郎舎でのんびり。新しい建物で、日本家屋の良さも、現代風の良さもあります。食堂は天井が高く、上が畳で、下がテーブル、いろりもあります。大きな窓からは北岳が良く見えます。イワナの骨酒は真に美味。
 翌日はここから歩き始め、裏側から(表道はかなり込んでいるだろうと)登りました。こちらは人が少なくて、一組に出逢っただけです。沢沿いに登って、最後の40分ほどが急登です。シャクナゲがあちこちに生えています。木道は苔が生えていて、少々すべりますので、下山はやや危険です。次は花の頃に来てみたいものです。
 山頂はいっぱいの人で、まるで学校の遠足のよう。あいにく、曇っていて展望はききません。下山は表へ降りましたが、案の定、ぞろぞろと登って来て、蟻の行列のよう。さすがは人気の山です。瑞牆山荘へ出て車道を歩いて黒森まで。計7時間でした。
 今日の宿、大熊荘へ行くと「急に団体客の人数がふえたので、ここで食事をとってから、泊りは親類の宿があるので、そちらへ泊って頂きたい」との事です。聞いて見ると、これが何とあの泊りたかった黒森鉱泉で、本当にラッキーでした。私も宿もみんなの幸せとなりました。食事は団体客(横浜の写真のグループです)といっしょです。宿のご主人が猟師さんだそうで、仕留めた熊の皮が敷いててあります。鹿の刺身とシシ鍋が出て、またシシのバラ肉は骨まで柔らかく煮込んであり、最高でした。団体客からは「お礼です」とビールをご馳走になり、ごきげんで黒森鉱泉へ行きました。すぐ近くですが、あたりに家はなく、山の中の一軒宿です。湯舟は三人も入ればいっぱいの、しかも混浴と来てます。源泉の温度はひくいですが、加温する(おばあさんが薪をくべてくれます)と、茶色く濁ってきます。少々しょっぱい味がして、大好きな和歌山の花山温泉に良く似たお湯です。熱くなれば源泉を入れ、自分で温度調節が出来ます。ゆっくりと2時間、いいお湯でした。部屋は天井が低く、江戸の頃の旅籠やのようで大いに感激した一夜でした。翌日、集落の人にうかがいました。「増富で直らない病人が、この黒森鉱泉へやって来た」と。
 21・22の両日、山と温泉を堪能して、23日はやっと仕事です。秋晴れのお天気ですが、さすがにこの日は山はやめました。それでも夜のトリですから、時間はたっぷりあります。ブラブラと歩いて行く事にして、紅葉の山々を眺めながら、途中で弁当を食べたりして、そのうちに茅ヶ岳が見え、そして富士山がちょこんと顔を出し、段々大きくなってきます。会場の韮崎文化ホールまで、6時間10分かかりました。高座で「黒森鉱泉から歩いてきた」としゃべりますと、ワーッと大きな拍手を頂きました。イヤな芸人があったものです。

雑誌「Rilax」の温泉特集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

リラックスの1月号(12月6日発売)に私の記事が載っています。ぜひ、御覧下さい。旅日記もムダではなかったようで、原稿料を頂くのが楽しみです。


237夜 [十二月八日木曜日] の出し物  「しの字嫌い」 「ねずみ」

次回 238夜 [一月十一日水曜日] の出し物  「厄払い」 「明烏」

投稿者 webmaster : 23:30 | コメント (0)

2005年12月05日

…マンション業界…

 マンション業界が大揺れです。震度5強どころではありません。9強(苦境)のようです。それぞれが責任のなすり合いをしていますが、間抜けなのは検査会社のイーホームズではない、悪いホームズです。何でも民営化すればいいというのは問題があります。
 『耐震強度偽造問題について「悪者捜しに終始すると、マンション業界はばたばたとつぶれる。不動産業界も参る。景気がこれでおかしくなるほどの大きい問題だ」と述べ慎重な対応を求めた。また「対応を気を付けなくてはいけない。寝られないでしょう、大きな地震が来たら自分のマンションがつぶれるという話ばかりされると」と指摘した。』 −自民党の武部さんが講演で述べた言葉です。− だまされて欠陥住宅を買わされた人々への思いやりの気持ちが、全くと言っていいほど感じられません。失言の多い先生でいらっしゃいますが、今回もポロッと本音が出たようです。「国民の安全よりも、企業の安全が先だ」というのでしょうか。実に呆れた発言です。
 私は、今回の不正にはきちっと対処して完全にウミを出すべきだと思います。悪徳会社はばたばたと、イヤ、馬鹿!馬鹿とつぶれちまえ。
 小噺を一つ。
マンションの住民が怒って販売元へどなり込んだそうです。
「欠陥住宅なんぞ、買わせやがって、これでも鉄筋か」
「イエ、手抜きんです」 …お粗末様。

投稿者 webmaster : 22:57 | コメント (0)