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2005年11月07日
旅日記 その57
奥秩父・南天山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9月29日、群馬県の藤岡女子高へ行きました。この学校は1年生がいません。あと2年で廃校との事です。少子化のせいでしょうか。学校も淘汰の時代となりました。2・3年生を前に人情噺「浜野短随」の一席。よく聴いてくれました。その後、八高線で寄居へ出まして、秩父鉄道に乗り換え大滝村(合併して今は秩父市です)へ行きました。民宿「中津屋」さんは、しばらくご無沙汰していて、8年ぶりぐらいでしょうか。村議のご主人、今は秩父市市会議員となられて、たいそう出世したものです。夕食はイワナの骨酒、真に結構でした。
翌日は近くの南天山へ。この山は今回で3回目ですが、10年ぶりに登ります。同宿の方の車で登山口まで送ってもらい、車を降りるトタンにギックリ腰です。「やばい!」と思いましたが、たいした事もないようなので登りにかかりました。沢伝いに歩いていくと「熊出没注意」という看板があってビックリです。道は以前より整備されて、新しい登山道も出来ていました。4時間半ほどで帰ってきましたが、バスの時間まで2時間以上あります(日に4便ほどです)。一杯飲んで昼寝をしているうちに、だんだんと腰が痛みだして、もういけません。結局、2泊するハメになってしまい「無理はしていけない」と反省しても後の祭りです。
秋田 乳頭温泉と乳頭山・・・・・・・・・・・・・
10月4日は前夜の八百夜で、5日は秋田県本荘市の由利高校へ。寝たのが1時頃で5時には起きて羽田へ向かいました。飛行機では、先日に録音した私の落語をやっています。恐る恐る聴いてみて、つくづく「下手だな」と思います。自分の噺なんて面白くもなんともない、聴くもんじゃないです。
さて、口演後はこりずにいつものように山と温泉が待っています。羽後本荘から秋田行きのバスがあり、1時間ちょいです。海岸線を北上して、主に幹線道路ですが、時々はずれて集落の中を通ります。田舎のバスは楽しいものです。バスが少しおくれて、新幹線にはぎりぎりセーフ、田沢湖には5時に着きました。乳頭温泉行きの最終バスが5時20分です。この次は途中止りで2時間ほど歩かなくてはなりませんので、ホッとしました。バスが終点に着いたのが6時。降りたのが私一人。もう辺りは真っ暗です。山道を20分ほど歩きますが、懐中電灯一本が頼りです。無事孫六温泉に着いた時は、もう食事が始まっていて、食堂は山小屋風です。鄙びた山の風情は最高。乳頭温泉郷には7つほど温泉がありまして、その一つが孫六です。
翌日には乳頭山へ。孫六の少し先に黒湯があり、その先を登って行くと山頂です。360度のパノラマで南には駒ケ岳と田沢湖が、北には岩手山がそびえています。30分ほど、ボーっと見とれていました。下山の田代岱からふりかえると、山頂は女性の乳房のような形をしています。山名につられて登りましたが、名前の通り、たいへん優しい山でした。2時からは露天三昧。二つの露天は段差をつけて湯が流れています。一つは38,9度、私好みです。二泊して次の日は小日森山へ、紅葉の走りの秋田の山を歩いて、温泉で汗を流す、風流な旅でした。
236夜 [十一月四日金曜日] の出し物 「六尺棒」 「高田馬場」
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投稿者 webmaster : 2005年11月07日 00:44