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2005年11月26日
12月8日(木) 第237夜のご案内
12月の八百夜です。
まずは「しの字嫌い」。 強情者の権助と主人とのやりとりの妙が聴きどころです。そして「ねずみ」。 甚五郎の旅物語です。
本年収めの会です。ぜひぜひご来場下さい。
奥多摩の春雨山荘から、ちょいと足を伸ばすと、埼玉や山梨の山へ登れます。11月17日、山梨の小菅村へ行きました。この小菅村と大月市の境が松姫峠、色っぽい名前で富士がよく見えます。ここから大マティ山まで、往復3時間。ヒバやらミズナらの林(葉はだいぶ落ちています)の落葉をふみわけてカサコソと。下山後、小菅温泉へ。外湯は循環なしのかけ流し。紅葉を眺めての半身浴は最高。3時間で600円です。
和歌山市内に、大好きな花山温泉があります。和歌山駅から歩いて40分ぐらいの鳴神という所にあります。私、雷蔵とは深い縁があるようです。源泉は無色でにがしょっぱい味です。これが空気にふれると茶色になり、温度は低く、水のようなものです。これがとなりの湯舟に流れています。一回り大きな湯舟で、こちらは加温してあります。コーヒーのような色が、カフェオレのようになります。この二つを交互に入りますと、いつまでも入っていられます。露天もあり、庭の手入れも行きとどいていて、とても市内のお湯とは思えません。日帰りで来る人もたくさんいます。この温泉によく似たお湯に出逢いました。
くわしくは次回の旅日記をお楽しみに!
投稿者 webmaster : 23:57 | コメント (0)
2005年11月25日
…東武野田線…
東武野田線をご存知でしょうか。大宮から春日部を経て、柏から船橋に至るローカル線で、いまだに一部は単線というのどかな線です。私の最寄り駅は、春日部から一ツ先の「藤の牛島」です。昔はこのあたり、武蔵の国葛飾郡松伏領牛島村といったそうです。駅名の通り、有名な藤園があり、千年以上たった藤の老木が、いまだにきれいな花を咲かせます。毎年5月の連休頃には大勢の人が見物に訪れ、にぎやかなものです。もっとも近頃は開花が早まって、もうこの頃には花の盛りは過ぎてしまいます。
さて、この野田線で起きた出来事です。先日、牛島の先の「南桜井」から「川間」までの一駅ですが、運転手が自分の子供を運転室に入れて運転しました。この運転手は、川間まで電車を運転して、この日の務めが終わります。この電車の先頭車両に母親と子供二人が乗っていて、仕事を終わった父親と家族で買物に行こうとしていたそうです。と、この三才の方の兄のほうが、運転室に入りたくて騒ぎ出しました。父親がドアを開けたすきに、中に入り込んでしまい、父親は仕方なく一駅の間、運転したそうです。乗客の通報で会社に知れ、解雇となった訳です。
運転手がドアを開けた事がそもそも間違いです。また、中に入ってしまった子供を外に出さなかった事も間違いです。子供に罪はないでしょうが、運転手にはあります。乗客の生命を預かるという自覚がなさ過ぎます。東武では踏切事故、そしてJRの脱線とミスが続いている時だけに、これは運転手失格と言わざるをえないでしょう。また、当然そこにいた母親は何をしていたのでしょうか。母親の姿というものがまったく見えてきません。
「解雇は少し思い」という声もあります。しかし、私はこの人の運転する電車には乗りたくありません。運転手としての復帰には反対です。乗客の安全とは関係のないところ(鉄道会社にそんな仕事があるとしたらの話ですが)、そこへ復帰するぐらいのところでどうでしょうかネ、東武さん!
投稿者 webmaster : 01:04 | コメント (0)
2005年11月07日
旅日記 その57
奥秩父・南天山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9月29日、群馬県の藤岡女子高へ行きました。この学校は1年生がいません。あと2年で廃校との事です。少子化のせいでしょうか。学校も淘汰の時代となりました。2・3年生を前に人情噺「浜野短随」の一席。よく聴いてくれました。その後、八高線で寄居へ出まして、秩父鉄道に乗り換え大滝村(合併して今は秩父市です)へ行きました。民宿「中津屋」さんは、しばらくご無沙汰していて、8年ぶりぐらいでしょうか。村議のご主人、今は秩父市市会議員となられて、たいそう出世したものです。夕食はイワナの骨酒、真に結構でした。
翌日は近くの南天山へ。この山は今回で3回目ですが、10年ぶりに登ります。同宿の方の車で登山口まで送ってもらい、車を降りるトタンにギックリ腰です。「やばい!」と思いましたが、たいした事もないようなので登りにかかりました。沢伝いに歩いていくと「熊出没注意」という看板があってビックリです。道は以前より整備されて、新しい登山道も出来ていました。4時間半ほどで帰ってきましたが、バスの時間まで2時間以上あります(日に4便ほどです)。一杯飲んで昼寝をしているうちに、だんだんと腰が痛みだして、もういけません。結局、2泊するハメになってしまい「無理はしていけない」と反省しても後の祭りです。
秋田 乳頭温泉と乳頭山・・・・・・・・・・・・・
10月4日は前夜の八百夜で、5日は秋田県本荘市の由利高校へ。寝たのが1時頃で5時には起きて羽田へ向かいました。飛行機では、先日に録音した私の落語をやっています。恐る恐る聴いてみて、つくづく「下手だな」と思います。自分の噺なんて面白くもなんともない、聴くもんじゃないです。
さて、口演後はこりずにいつものように山と温泉が待っています。羽後本荘から秋田行きのバスがあり、1時間ちょいです。海岸線を北上して、主に幹線道路ですが、時々はずれて集落の中を通ります。田舎のバスは楽しいものです。バスが少しおくれて、新幹線にはぎりぎりセーフ、田沢湖には5時に着きました。乳頭温泉行きの最終バスが5時20分です。この次は途中止りで2時間ほど歩かなくてはなりませんので、ホッとしました。バスが終点に着いたのが6時。降りたのが私一人。もう辺りは真っ暗です。山道を20分ほど歩きますが、懐中電灯一本が頼りです。無事孫六温泉に着いた時は、もう食事が始まっていて、食堂は山小屋風です。鄙びた山の風情は最高。乳頭温泉郷には7つほど温泉がありまして、その一つが孫六です。
翌日には乳頭山へ。孫六の少し先に黒湯があり、その先を登って行くと山頂です。360度のパノラマで南には駒ケ岳と田沢湖が、北には岩手山がそびえています。30分ほど、ボーっと見とれていました。下山の田代岱からふりかえると、山頂は女性の乳房のような形をしています。山名につられて登りましたが、名前の通り、たいへん優しい山でした。2時からは露天三昧。二つの露天は段差をつけて湯が流れています。一つは38,9度、私好みです。二泊して次の日は小日森山へ、紅葉の走りの秋田の山を歩いて、温泉で汗を流す、風流な旅でした。
236夜 [十一月四日金曜日] の出し物 「六尺棒」 「高田馬場」
次回 237夜 [十二月八日木曜日] の出し物 「しの字嫌い」 「ねずみ」